
ずっと花が好きでした。花屋で働いていたくらいに。花を見ていると、ごちゃごちゃ考えていたことが全部消えて、ただ花だけが目に入る。昔からそうでした。
絵とは関係ない人間でした。初めて鉛筆を握ったのは軍隊。四角の描き方からです。たまたま隣にいた後輩が有名画塾の元講師で、暇つぶしに教わっているうちに夢中になりました。除隊してからは美大生やプロのタトゥーアーティストについて、ちゃんと学びました。もっとうまくなりたくて、自分にないものを探しに海外へ。アメリカ、イギリス、フランス、韓国、台湾。6年で6ヶ国。今は妻の故郷・大阪にいます。
すべてフリーハンド。花は自然のものだから、型に当てはめたくない。その人の体に合わせて、手で描く。最初からそこにあったみたいに。